【機械式腕時計について】
機械式腕時計とは
■自動巻き式 自動巻き式の時計は、腕の動きで機械に内臓された錘(おもり)が回転しゼンマイが巻き上げられます。時計の装着時間が短い場合や、デスクワークが中心で腕をあまり動かさない場合などは、ゼンマイの巻き上げ不足により動作が停止することがあります。よって、装着する前にあらかじめゼンマイを手動で巻く必要があります。スクリュー式リューズの場合は、リューズを完全にゆるめた状態で、そうではないリューズの場合は、リューズを引き上げないまま、時計回りに少なくとも60回以上リューズを巻き上げてから、時刻、日付などを調整してください。またスクリュー式リューズの場合は、調整完了後には防水性を確実にするため必ずリューズをねじ込みしっかり絞まった状態でご着用ください。
■手巻き式 手巻き式の時計は、ゼンマイをすべて巻き上げた状態になると「巻き止まり」になります。「巻き止まり」からさらに巻き上げをするとゼンマイ破損による故障の原因になりますのでご注意下さい。
自動巻き式、手巻き式は、ゼンマイを全て巻き上げた状態で約40時間、時計によってはそれ以上動く機械も近年増えています。また、ご使用の状況によりますが、1日に±10秒の時間の誤差は許容範囲内です。(※時計によって動作持続時間や時間の誤差は異なります。) |
オーバーホール(分解掃除)は5年に1度
御使用頻度にかかわらず、時間と共に機械内部の各所の潤滑油が経年劣化していきます。劣化した潤滑油のままご使用いただくと機械内部の各パーツの摩耗の原因となり、やがて精度不良を起こします。そこで「オーバーホール(分解掃除)」が必要になります。オーバーホールとは、機械を分解し、劣化したパーツを新しいものに入れ替え、新しい潤滑油を注油をし直しながら再び組み立上げ正常な状態に戻すことをいいます。併せて、パッキンなど取り換え、防水機能ももとの状態にもどしていきます。オーバーホールは5年に一度実施されることをお勧めいたしております。 |
磁気・衝撃は大敵
機械式時計への「衝撃」は、特に時計の心臓部でもある脱進機(エスケープメント)の部分に支障をきたし、極度な精度不良を起こす場合がございます。ブレスレットや革ベルトを留めるためのピンは日常使用での摩擦や振動により緩むことがあります。時計を使用する前にピンの緩みや抜けがないかをご確認下さい。腕時計の落下をもちろん、ゴルフ・テニスなどの衝撃の強いスポーツをする際のご使用は控えてください。また、磁気を発生するものに近づけると磁気帯びしてしまい、大幅な時間の進みや遅れが生じてしまいます。テレビ、パソコン、携帯電話、ハンドバッグのマグネットなどに時計を近づけないようお気をつけ下さい。 |
『日付』操作について
日付機能付き時計は、「時針」を「4:00~8:00」もしくは「16:00~20:00」の間に合わせてから日付調整を行ってください。「20:00~4:00」の間に時針が位置する場合、日付切り替え動作中のため、リューズでの日付調整は絶対に行わないようにしてください。この時間帯を指し示している際にリューズによる日付調整をすると、日付切り替え機能に負担がかかり故障の原因となります。 |
水圧・温度差について
月日の経過に従って、防水性能は低下します。防水性能の高いものであっても、水泳・海水浴・風呂・シャワー・洗車等、水圧が強い状況でのご使用は控えてください。ねじ込み式リューズでねじ込みが不十分であったり、クロノグラフ機能のある時計については、プッシュボタン操作を水中で行った場合は、時計内部に水が入ります。また、夏場の車内やサウナ等の極度に高温となる場所に放置すると潤滑油の劣化等により故障の原因となりますのでご注意下さい。 |
金属の性質について
ステンレスは、水、汗、海水や汚れが付着したまま放置しますと錆びる場合もありますので、水分が付着してしまった場合はしっかり拭き上げをし、ほこりや汚れが付いた場合は、洗浄いただき汚れなどをきれいにおしていただくことをお勧めします。また、18金は、18金内部に含まれる銀や銅が酸化し変色することがあります。このように変色した場合、クリーニングで綺麗になるものもあります。変色が完全に落ちない場合は、メーカーによっては有償にて再仕上が可能です。 |
HASSIN Free Maintenance
当店の技者による腕時計のクリーニング、サイズ調整、磁気抜き、精度検査などのメンテナンスは無料で実施いたしております。またジュエリーのお磨き、クリーニングなども随時実施いたしておりますのでお気軽にご相談下さい。 ※感染症対策により実施できない場合がございます。 ※腕時計、ジュエリーの状態により実施できない場合もございます。 |
【機械式腕時計について】
機械式腕時計とは
■自動巻き式
自動巻き式の時計は、腕の動きで機械に内臓された錘(おもり)が回転しゼンマイが巻き上げられます。時計の装着時間が短い場合や、デスクワークが中心で腕をあまり動かさない場合などは、ゼンマイの巻き上げ不足により動作が停止することがあります。よって、装着する前にあらかじめゼンマイを手動で巻く必要があります。スクリュー式リューズの場合は、リューズを完全にゆるめた状態で、そうではないリューズの場合は、リューズを引き上げないまま、時計回りに少なくとも60回以上リューズを巻き上げてから、時刻、日付などを調整してください。またスクリュー式リューズの場合は、調整完了後には防水性を確実にするため必ずリューズをねじ込みしっかり絞まった状態でご着用ください。
■手巻き式
手巻き式の時計は、ゼンマイをすべて巻き上げた状態になると「巻き止まり」になります。「巻き止まり」からさらに巻き上げをするとゼンマイ破損による故障の原因になりますのでご注意下さい。
自動巻き式、手巻き式は、ゼンマイを全て巻き上げた状態で約40時間、時計によってはそれ以上動く機械も近年増えています。また、ご使用の状況によりますが、1日に±10秒の時間の誤差は許容範囲内です。(※時計によって動作持続時間や時間の誤差は異なります。)
オーバーホール(分解掃除)は5年に1度
御使用頻度にかかわらず、時間と共に機械内部の各所の潤滑油が経年劣化していきます。劣化した潤滑油のままご使用いただくと機械内部の各パーツの摩耗の原因となり、やがて精度不良を起こします。そこで「オーバーホール(分解掃除)」が必要になります。オーバーホールとは、機械を分解し、劣化したパーツを新しいものに入れ替え、新しい潤滑油を注油をし直しながら再び組み立上げ正常な状態に戻すことをいいます。併せて、パッキンなど取り換え、防水機能ももとの状態にもどしていきます。オーバーホールは5年に一度実施されることをお勧めいたしております。
磁気・衝撃は大敵
機械式時計への「衝撃」は、特に時計の心臓部でもある脱進機(エスケープメント)の部分に支障をきたし、極度な精度不良を起こす場合がございます。ブレスレットや革ベルトを留めるためのピンは日常使用での摩擦や振動により緩むことがあります。時計を使用する前にピンの緩みや抜けがないかをご確認下さい。腕時計の落下をもちろん、ゴルフ・テニスなどの衝撃の強いスポーツをする際のご使用は控えてください。また、磁気を発生するものに近づけると磁気帯びしてしまい、大幅な時間の進みや遅れが生じてしまいます。テレビ、パソコン、携帯電話、ハンドバッグのマグネットなどに時計を近づけないようお気をつけ下さい。
『日付』操作について
日付機能付き時計は、「時針」を「4:00~8:00」もしくは「16:00~20:00」の間に合わせてから日付調整を行ってください。「20:00~4:00」の間に時針が位置する場合、日付切り替え動作中のため、リューズでの日付調整は絶対に行わないようにしてください。この時間帯を指し示している際にリューズによる日付調整をすると、日付切り替え機能に負担がかかり故障の原因となります。
水圧・温度差について
月日の経過に従って、防水性能は低下します。防水性能の高いものであっても、水泳・海水浴・風呂・シャワー・洗車等、水圧が強い状況でのご使用は控えてください。ねじ込み式リューズでねじ込みが不十分であったり、クロノグラフ機能のある時計については、プッシュボタン操作を水中で行った場合は、時計内部に水が入ります。また、夏場の車内やサウナ等の極度に高温となる場所に放置すると潤滑油の劣化等により故障の原因となりますのでご注意下さい。
金属の性質について
ステンレスは、水、汗、海水や汚れが付着したまま放置しますと錆びる場合もありますので、水分が付着してしまった場合はしっかり拭き上げをし、ほこりや汚れが付いた場合は、洗浄いただき汚れなどをきれいにおしていただくことをお勧めします。また、18金は、18金内部に含まれる銀や銅が酸化し変色することがあります。このように変色した場合、クリーニングで綺麗になるものもあります。変色が完全に落ちない場合は、メーカーによっては有償にて再仕上が可能です。
HASSIN Free Maintenance
当店の技者による腕時計のクリーニング、サイズ調整、磁気抜き、精度検査などのメンテナンスは無料で実施いたしております。またジュエリーのお磨き、クリーニングなども随時実施いたしておりますのでお気軽にご相談下さい。
※感染症対策により実施できない場合がございます。
※腕時計、ジュエリーの状態により実施できない場合もございます。