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  • 専務取締役 神谷紘正Hiromasa Kamiya
    現社長・神谷芳弘氏の長男。2005年GIA G.G(米国宝石学協会鑑定士)を取得。時計だけでなくジュエリーにも精通。機械式時計からファッション的なジュエリーウォッチまで好みは幅広い。ウブロのビッグ・バンを愛用。

  • 営業主任 井上大輔
    Daisuke Inoue

    とても気さくでユーモアたっぷりの若手ナンバーワン・スタッフ。機械式時計の知識はとても豊富で、彼を慕うファンも多い。ちょっぴり甘え上手なところがかわいい30代。ブレゲのマリーンIIを愛用。

  • 常務取締役兼店長
    丹下朝則 Tomonori Tange

    現社長の右腕として八神の歴史と共に歩み続ける。長年の経験と柔軟さで時代のトレンドを敏感にキャッチ、業界を知り尽くすこの道30年の時計・宝飾のエキスパート。愛用の時計はカルティエ・タンク アメリカン。

  1971年11月14日の創業というから、2011年で40周年を迎えた「宝石の八神」。

  愛知県大府市のJR共和駅前に店舗を構える同店は、県の内外から来店者が引きも切らない隠れた名店。

  一体、なぜ八神は顧客をそこまで惹きつけるのか?

 その秘密を直接、スタッフに伺った。


田中 実は今回、初めて八神さんにうかがったのですが、失礼ながら高級店が軒を並べるような恵まれた立地ではないことに驚きました。


名畑 そうなんです。だからこそ、この場所で好調なセールスを記録し、多くのお客様に親しまれている秘密を知りたいと思いましたね。


丹下 それは、創業以来カルティエを始め、すべての高級時計・宝飾の正規販売店として歩み続けてきたことにあります。毎年スイスのジュネーブ・サロンとバーゼル・ワールドに出向き、定番商品から入手困難な世界限定品など、正規としてきちんとご提案することが、遠方からもお客様が足を運んでくださる要因だと思います。過去に世界限定一本の時計を特別オーダーしたことも何度かありました。


神谷 また、当店では60あるブランドを一店舗で見比べることが出来ます。例えばカルティエとロレックス、シャネルを同時に着け比べられる…、そのようなお店は日本中探してもなかなか無いですよ。
それに伊勢湾岸道路、名古屋高速など、あらゆる高速道路が近隣の名古屋南インターに集結し、アクセスが大変しやすくなったことも大きいですね。名古屋南インターからは車で3分ぐらいです。もちろん、駐車場も25台完備しています。


名畑 そういえば八神さんはテレビなどでの宣伝にも力を入れているとか?


丹下 ええ、東海三県では20年前からテレビCM、天気予報の提供をしています。まずは、お店の名前を覚えてもらうため。おかげさまで、「大府市=八神」というイメージが定着しているようです。


井上 他にも何らかのイベントを月に一回から二回開催しています。


名畑 しかも、お店の空間が豪華だけど不思議に落ち着いた雰囲気がある。


神谷 これは、お客さまに楽しんでいただくことを追究した結果。時計のような高額商品は、基本的には何年に一回かの大きな買い物ですし、長くおつきあいさせていただくには、人と人との繋がりが、なにより大事です。


丹下 そして、お客様にはどんな場合でも、「ありがとう」って笑顔でお帰りいただくことが一番ですよね。
それで「いつでもお気軽にコーヒーを飲みに寄ってくださいね」という感じでまたご来店いただき、お手持ちの時計のクリーニングや機械調整を、常駐の時計職人がきちんとメンテナンスしています。
すると、お客様は「本当に綺麗になったね!!」と、喜んでお帰りになられますね。こんなことを何十年と繰り返し、少しでもお客様との接点を多くし、より一層の絆を深めているのです。


神谷 ところで当店ではご結婚や記念日など、人生の節目にご来店されるお客様も多く、私達も幸せな気持ちで楽しく接客させていただいています。


丹下 当社の社長はこの店を『幸せのパワースポット』と呼んでいます。あるお客様は、当店で購入した時計を着けて会社の竣工式に出席したら、業績がグングン伸びたと言って、以後、必ず当店でご購入いただいています。また、人間って良い時ばかりではなく、スランプに陥る場合もある。『あの方、最近いらっしゃらないな?』と思っていたところ、久しぶりにご来店され、『また八神さんに来られるようになりました』と笑顔で話されたことがありました。この方にとって当店に来ていただくことが、ひとつの目標になっていたと思うと感無量でした。


井上 それに我々自身が楽しくなければ、お客様も楽しめないと思います。


丹下 なにしろ我々の勤続年数より長いお客さんも多いくらいです。これは誠意をもって、良いものだけを扱ってきた結果だと思うんです。今でもよく『あのときは高かったけど、やっぱり買って良かったよ』と言っていただけます。


田中 時計はよく〝一生もの〟と言われますが、満足も〝一生もの〟なんですね。



  • グレッシブ編集長
    田中克幸

    「良い店というのは、やっぱり居心地が良いんですね。それを改めて実感しました」

  • グレッシブ副編集長
    名畑政治

    「地域密着型でありながら、他県の人も惹きつける。これは凄いことですよ」