人気過ぎてなかなか行くことが叶わない「グランドセイコー スタジオ雫石工房見学」に潜入して参りました!
この度吸収した情報と感動を、皆様にお届けできたらと思います。
それでは、ツアースタート!!

まず迎えてくれたのは壮大な岩手山🏔盛岡市内を雫石川が流れます。
秋田県との県境に位置する雫石は、緑と水に囲まれた自然豊かな街です。

2020年に60周年を迎えた、セイコーウォッチの主力ブランドグランドセイコー。
記念の年に開設された「グランドセイコースタジオ 雫石」。
盛岡駅から車で約20分、自然に囲まれたスタジオは、建築家・隈研吾(くまけんご)氏の設計。
世界的に見ても珍しい木造建築の時計スタジオには、開放的な大きな窓が設けられています。


東京ドーム2個分、10万平米の広大な敷地は、緑地が37%を占めています。
動物の通り道を分断しないよう、森を残し、人の手で自然を作っているそうです。
敷地内にはニホンカモシカをはじめ、テンやキツネなど、野生動物が姿を見せることもあるんだとか。




展示コーナー
展示コーナーではセイコーの歴史を学ぶことができます。
年表とともに、写真やムーブメントが展示されています。
国産初の腕時計「ローレル」をはじめ、貴重なモデルもご覧いただけます。
1967年には、時計の精度を競う、スイスのヌーシャテル天文台コンクールで上位入賞も果たしました👏





歴代のムーブメントが勢揃い‼
さすがは、研磨が得意なグランドセイコー。細部まで光り輝いています✨

自然から着想を得たデザイン
岩手山パターン文字盤や雫石川仕上げのムーブメントなど。
雫石の雄大な自然が、時計作りのヒントになっているんですね!


細やかな手仕事
自社では作ることの難しいひげぜんまいは、手作業による微調整が繰り返されます。
セイコーウォッチのひげぜんまいは、すべてここ雫石で作られています。
グランドセイコー独自のザラツ研磨が施されたパーツは、うっとりする美しさです。
組立も手組みが多いそう。


確かな技術
米粒より小さなネジパーツ(写真上)。くしゃみでもしたら吹き飛んでしまいそう(笑)。
技術者がピンセットで折った5mm四方の折り紙の鶴(写真下)。
羽の先までピンと伸びているから驚きです‼👀


特徴的な大きな窓からは、雫石の雄大な自然が覗きます。
四季折々の風景は、技術者の目と心を癒す役割も担っています。


クリーンルーム(組立工房)
一人一台の作業台が与えられた工房では、常時15名ほどの技術者が時計作りに勤しみます。
作業台には、岩手の伝統工芸「岩谷堂箪笥」の技術が光ります。
技術者一人にひとつずつ顕微鏡が用意されていて、これはスイスの時計工房と同じ体制なんだそう。
伝統と伝承、そして循環
グランドセイコー雫石スタジオでは、プロフェッショナル人材育成制度が設けられています。
3つのランクごとに選出されるスペシャリストとその上に位置するマイスター。
後輩技術者の育成をも視野に入れた2年に一度の更新システムからは、技術の伝承を大切にしていることが分かります。
ペアで技を伝えていく師弟関係のスタイルは、職人の国・日本らしさを感じさせます。


ラウンジ/ショップ
岩手山を一望できるラウンジでは、工房で作られた時計の試着が可能。
見学されたお客様限定で、ここでしか購入できない「グランドセイコースタジオ 雫石モデル」の販売も。
実際に座って時計師の気分を味わえる作業台セットなど、楽しい仕掛けが盛りだくさんです‼

多くの人の手が加えられて一つの時計になっていることの尊さ、自然の恩恵を実感した工房見学でした。
まだまだ話し足りないですが、この続きは店頭で。










