”僕らは未来の先住民”
世界でも名高い、コラージュをメインに使ったアーティスト 長尾 洋氏(ナガオヨウ)が5年ぶりとなる地元名古屋での個展開催しています。

コラージュとペインティングを組み合わせる神秘的なバランス感覚が、長尾氏の思い描く世界観がダイナミックに表現されています。
目を惹くカラフルな色は長尾氏がメキシコ、 ナミビア、モンゴルなど、様々な生活文化を肌で感じた体験からにじみ出ていることがひしひしと伝わるようです。

「最近の私の自画像」
長尾氏のInstagramの投稿が面白いです。
女神の手をみるとバスケットボール、弓、ボクシンググローブ、スケートボード…
どこかで見た用語ばかりだと思えば、長尾氏のプロフィールの趣味に並んでいるものばかり。
Instagramをのぞくと足元に駆ける勇ましい犬は長尾氏の愛犬だとわかりました。
なるほど、女神が優雅に多様なそぶりをしている様に、長尾氏自身を重ねているという美しくもユーモアのある作品だと感じます。


木馬にインスパイアされた立体作品


大胆で緻密な作風と鮮やかな色使いが印象に強く残ります。
民俗学や哲学、実際に世界を巡って得た体験やインスピレーションをもとに作品が生まれています。
はじめて出会うはずなのに、どこか心の奥に存在する遺跡を掘り起こされるような気持ちになります。

”僕らは未来の先住民”というスローガンを持つ長尾氏。
近代化や文明化の影響をうけずに昔ながらの生活をして世界に住む人々を先住民と呼びますが、遠い未来から今の自分たちをみたとき、自分たちも先住民という存在になりうる。
長尾氏のテーマの根幹にある思想があふれ出すかのような作品の数々が現在名古屋で見ることができます。
Ethnosophy(エスノソフィー)
期間 2026年9月26日 (土) ~ 10月5日(月)
平日13:00-17:00 土日11:00-17:00※水曜日休廊
㈱バロック NAGOYA OFFICE
〒450-0003 愛知県名古屋市中村区名駅南2丁目3−40-1


