◆ウォッチ

“2mm”の違い。細部に宿る挑戦者の魂 TUDOR(チューダー)ブラックベイ 54と58を実機比較!

 

TUDOR(チューダー)の2023年新作である「BLACK BAY 54」

 

 

 

1954年に登場したチューダー初のダイバーズウォッチに敬意を払い、誕生したモデルです。

 

 

 

品名:BLACK BAY 54/品番:M79000N-0001/ムーブメント:自動巻き/ケース:スチール/ケースサイズ:37mm/防水:200m (660フィート)防水 /パワーリザーブ:約70時間/ストラップ:ステンレススチール製3列ブレスレット、チューダー独自の“T-fit”クイックアジャストクラスプ/税込価格:506,000円

 

 

 

そして、2018年より発売されている「BLACK BAY 58」

 

 

 

こちらは、1958年にチューダー初の200m防水を達成したダイバーズウォッチを着想源としたモデルです。

 

 

 

品名:BLACK BAY 58/品番:M79030N-0001/ムーブメント:自動巻き/ケース:スチール/ケースサイズ:39mm/防水:200m (660フィート)防水 /パワーリザーブ:約70時間/ストラップ:リベット付きスチール製ブレスレット/税込価格:519,200円

 

 

 

「54」と「58」、どちらも歴代の偉大なダイバーズウォッチを原点とする腕時計なのです。

 

 

 

今回は、両モデルにおける違いを実機比較していきます。

目次

 

スペック

 

 

両者における大きな違いは、“2mm”の差があるケース径を含む細かなデザインの違いだと言えるでしょう。

 

 

 

性能面ではムーブメントに自社設計・製造キャリバーを使用しており、パワーリザーブは約70時間。

 

 

 

加えて200mの防水性を備えており、どちらも高い実用性を誇ります。

 

 

 

発売時期の異なる「54」と「58」の間で大きな性能差が見当たらないのは、 高品質な自社製ムーブメントを搭載しているからこそ。

 

 

 

チューダーが掲げる哲学「BORN TO DARE(挑戦者の精神)」を実践する、ものづくりへの気概を感じます。

 

 

 

次項目からは、細かなデザインや装着時の違いにスポットを当てていきます。

 

 

装着時のサイズ感

 

 

ケース径は、 2023年新作「54」が37mm「58」が39mmとなっています。

 

 

 

どちらも40mm以内と、日常使いをするにピッタリなサイズと重量で快適な装着感です。

 

 

 

間近で見ると、引き締まったシンプルなデザインが機能美を放ちます。

 

 

 

BLACK BAY 54  ケースサイズ:37mm 着用者の腕回りサイズは17cm

 

 

 

BLACK BAY 58  ケースサイズ:39mm 着用者の腕回りサイズは17cm

 

 

姿見で見ると、絶妙なケース径が腕元にスマートな印象を演出。

 

 

 

54と58のケース径の違いは僅か2mmですが、並べると一人ひとり違う”こだわり”が出るサイズ感ではないでしょうか。

 

 

BLACK BAY 54  ケースサイズ:37mm 着用者の身長は175cm

 

 

 

BLACK BAY 58  ケースサイズ:39mm 着用者の身長は175cm

 

 

文字盤・ベゼル

 

 

左:BLACK BAY 54  右:BLACK BAY 58

 

 

アワーマーカーに数字表記のないシンプルなデザインとチューダーの象徴的なスノーフレーク針で高い視認性を誇る両モデル。

 

 

 

ベゼルには逆回転防止機能を備えており、ダイバーズウォッチとしての条件を満たしています。

 

 

 

それぞれの細かな文字盤の違いにはチューダーのこだわりが感じられます。

 

 

 

 

54の文字盤は、12時位置のトライアングルマークとインデックスは同じ色で統一感のあるデザイン。また、根元が狭くなっている針や、丸みのある秒針は54のルーツである腕時計を着想源としたものです。

 

 

 

 

対して、 58の12時位置のトライアングルマークはシンボル的な赤色。マーカーと数字にはピンクゴールドメッキが配されており上品な雰囲気です。

 

 

 

そしてベゼル。

 

 

 

どちらも人間工学に基づいて操作性を高めているコインエッジが特徴的です。

 

 

 

54は58に比べエッジの間隔が広く、ケース径が小さい分の操作性を補っている点が見て取れますね。

 

 

 

左:BLACK BAY 54  右:BLACK BAY 58

 

 

ブレスレット

 

 

 

左:BLACK BAY 54  右:BLACK BAY 58

 

 

スチールブレスレットとクラスプを比較。

 

 

54にはブランドロゴマークが記され、58には「TUDOR」の文字が刻まれてます

 

 

 

BLACK BAY 54のブレスレット:チューダーのロゴマークがあしらわれている

 

 

 

 

BLACK BAY 58のブレスレット:「TUDOR」の文字が記されている

 

 

どちらも快適な着用感ですが、最新モデルの54にはチューダー独自の「”T-fit”クイックアジャストクラスプ」が搭載。

 

 

 

こちらは工具不要で8mmの長さを5段階調節できる仕組みで、より腕にフィットする長さに調節することが可能です。

 

 

最後に

 

 

ブラックベイの「54」と「58」、いかがでしょうか。

 

 

 

ケース径は”2mm”の違いなれど、細部にはチューダーのこだわりが凝縮されており、まさに挑戦者の精神が宿っていると言えますね。

 

 

 

どちらも時計として完成度が高く実用性に富んだモデル。

 

 

 

最後に付け加えると、54には今回紹介したタイプとは別にブラックのラバーストラップを選択することも可能です。

 

 

 

58は先発モデル故に、現状はカラーやストラップなどバリエーションが多い点も魅力的。

 

 

 

当店はチューダーの専門ブースを構え、様々なモデルを取り揃えております。

 

 

 

ぜひ、この機会にチューダーの世界を覗いてみてはいかがでしょうか。

 

 

投稿者:鈴木
2023年入社。時計・ジュエリーの世界に足を踏み入れて間もない若輩ですが、ブログやSNSなどでの情報発信を通じて、皆様にとっての特別な一本との出会いをお手伝いできれば幸いです!

趣味は音楽鑑賞とスノーボード。北海道のゲレンデに行くことが夢です。

写真は実家で飼っている猫(メインクーン)です。お転婆で手を焼いています!

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