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メカニカルとスプリングドライブ それぞれの魅力/GRAND SEIKO(グランド セイコー) Evolution 9 Collection 品番:SLGH005/SLGA009

 

GRAND SEIKO(グランド セイコー)の魅力の一つである「技術力」。

 

 

 

今回は「メカニカル(機械式)」と「スプリングドライブ」の仕組みと歴史にスポットを当て、各ムーブメントの魅力とともにグランドセイコーの技術力をお伝えします。

 

 

 

〈メカニカル〉
品名:Evolution 9 Collection/品番:SLGH005/ムーブメント:メカニカルハイビート36000 自動巻/ケース:ステンレススチール/ケースサイズ:40mm/防水: 日常生活用強化防水(10気圧)/パワーリザーブ:約80時間/ストラップ:ステンレススチール/税込価格:1,155,000 円

 

 

 

 

〈スプリングドライブ〉
品名:Evolution 9 Collection/品番:SLGA009/ムーブメント:スプリングドライブ 自動巻/ケース:ステンレススチール/ケースサイズ:40mm/防水:日常生活用強化防水(10気圧)/パワーリザーブ:約120時間/ストラップ:ステンレススチール/税込価格:1,155,000円

 

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「仕組み」について

 

 

 

時計が動く仕組みにおける大きな要素は「動力」と「制御システム」にあります。

 

 

 

「動力」は時計を動かす力、「制御システム」は時計の動きをコントロールする仕組みです。

 

 

 

メカニカル(機械式)とスプリングドライブの「動力」はともに「ぜんまい」。

 

 

 

ぜんまいはクォーツと比べてトルクが大きく、長く・大きい針を載せることが可能のため、「デザインの幅が広い」「視認性が高い」ことが魅力です。

 

 

 

 

 

そして、両者の大きな違いは「制御システム」にあります。

 

 

 

メカニカルは「調速・脱進機構」で精度制御をする仕組み。

 

「てんぷ」「がんぎ車」「アンクル」で構成される調速・脱進機構が、巻き上げられたぜんまいが一定のスピードでほどけるように精度調整を行っています。一般的な機械式時計は日差が15秒以内と言われていますが、グランドセイコーは自社独自の規格検定を設け、高精度を追求しています。グランドセイコーが有しているメカニカル機構のラインナップは、毎時28,800振動(8振動/秒)のもの毎時36,000振動(10振動/秒)の「ハイビート」の2種類が存在。特に「ハイビート」においては、振動数が一般的なものより多い仕組みながらも平均「日差」±5~3秒という驚くべき精度を実現しています。

 

 

 

スプリングドライブは「水晶振動子」で精度調整する仕組み。

 

クォーツ式に用いられるIC・水晶振動子の電気信号を利用した独自機構「トライシンクロレギュレーター」が制御しています。動力である「ぜんまい」のほどける力が、ローターとコイルが巻かれた「ステーター」に伝わることで発生するわずかな電気エネルギーを利用して正確な信号を送ります。その信号とローラーの回転速度を比較し、ローターが速くなりすぎないよう回転を一定に保つ仕組みです。まさに、機械式とクォーツのハイブリッド技術によって実現した、グランドセイコーオリジナルの機構。精度は平均「月差」±10秒という、ぜんまいを動力としながら驚異的な高精度を実現しています。スイスの世界的なウォッチブランドもこの機構の実現には至らず、グランドセイコーのみが実現させることができた技術です。

 

 

 

それぞれの違いは、内部の機構だけでなく秒針の動きからも見て取れます。

 

 

 

メカニカルの秒針は細かくビートを刻む動きが特徴。1秒間に秒針が8回(毎時28,800振動)、ハイビートは10回(毎時36,000振動)刻むことでチッチッと針が動く様は機械式ならではの味わいです。

 

 

 

スプリングドライブの秒針は滑るようにスーッと動く音・刻みのないなめらかな動きが特徴で、まるで止まることのない時の移ろいを表しているかのようです。

 

 

 

 

 

 

どちらの動きにも趣があり、同時に比類のない高精度を実現している点が、グランドセイコーの技術力の高さを表していますね。

 

 

 

「歴史」について

 

 

 

15世紀から今日に至るまでぜんまいを動力源とする時計の歴史は続いています。

 

 

 

グランドセイコーのメカニカルにおいても100年以上の歴史があり、先人が培ってきた技術をさらに精錬する努力を続けています。

 

 

 

例えば、「新グランドセイコー規格」もその一つ。1998年にスイス・クロノメーター規格よりもさらに厳しい自社独自の検定基準を設け、高精度の実現を追求し続けています。グランドセイコーはこの厳しい基準すらも通過点として、精度への挑戦を終わりなく続けています。

 

 

 

他方で、スプリングドライブの歴史は誕生から20年ほど。2004年の誕生までには、着想から20年の月日を費やした開発期間、そこからさらに5年を掛けて技術を磨き続け商品化を実現したという背景があります。

 

 

 

時計の歴史から見ると若い技術である「スプリングドライブ」が「機械式」にも劣らない精度を誇るのは、グランドセイコーが常に高精度の追求に挑戦し続けてきた中で実現した偉業の一つだと言えますね。

 

 

 

1960年にブランドが誕生して以来、時計職人の精神と匠の技が継承され進化し続けているからこそ、私たちが驚く時計を生み出すことにつながっているのかもしれません。

 

 

 

 

 

記事の最後に

 

 

 

「メカニカル」と「スプリングドライブ」、ともに違った個性と魅力を持っておりグランドセイコーのファンにとって甲乙つけがたい点ではないでしょうか。

 

 

 

最後に各機構の特徴から、魅力的な点を簡潔に整理しようと思います。

 

 

 

「メカニカル(機械式)」の魅力

・時計史500年以上の中で培われ続けてきた緻密なメカニズム

・細かくビートを刻む秒針の動き

・りゅうずを回す際にダイレクトに感じる「巻き」の手応え

・耳に時計を近づけると聞こえる調速・脱進機構の音

 

長い歴史に裏打ちされた緻密な内部構造による秒針の動きや機構の音は、メカニカル時計特有の「息遣い」と言っても過言ではありません。500年に及ぶ歴史が培ってきた技術、純粋にクラシカルな部品のみで構成された緻密な仕組み― これらの点にグッとくるものを感じた方はぜひ「メカニカル」の時計をお手に取ってみてください。

 

 

 

「スプリングドライブ」の魅力

・腕時計の歴史において「第3のムーブメント」と呼ばれる最新機構

・音や刻みのないなめらかな秒針の動き

・メイド・イン・ジャパンの技術

・バッテリー交換が不要かつ、驚異的な正確性による高い実用性

 

移ろう時の流れを表現したかのような、なめらかな秒針の動きはスプリングドライブでのみ味わえる楽しみです。比類なき正確性、ぜんまい動力によるバッテリー交換不要の実用性、「第3のムーブメント」と言わしめる世界屈指の国産技術- これらに魅力を感じた方はぜひ「スプリングドライブ」の時計をご体感ください。

 

 

 

当店では、7月31日(月)までグランドセイコーフェアを開催中。「メカニカル」、「スプリングドライブ」それぞれのグランドセイコー・ウォッチを数多く取り揃えております。

 

 

 

ぜひ、この機会に実際にグランドセイコーの時計に触れ、深い魅力をご体感ください。

 

 

 

 

期間:7/1(土)-31(月)
開催場所:HASSIN 1F グランドセイコーコーナー
購入特典:ノベルティプレゼント

 

グランド セイコー コーナー

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投稿者:HASSIN広報
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