ブルーが鮮やかなGSスポーツモデル　SBGJ237

今年も残すところあと二週間余りとなりましたね。

 

 

ただいま、

グランドセイコーフェア開催いたしております!!

https://www.hassin.co.jp/blog/watch/grand-seiko/20201203-45450/

 

 

 

2020年は、グランドセイコーにとってブランド誕生60周年という記念の年だったこともあり魅力的なモデルが数多く登場した一年でした。

 

 

 

そんな中で新たに加わったレギュラーモデルの中でひときわ注目を集めたのがこちらのモデルです。

 

 

 

 

 

 

 

品名：スポーツコレクション メカニカルハイビートGMT／品番：SBGJ237／ムーブメント：自動巻き　9S86／ケース：ステンレススチール／ケースサイズ：44.2ミリ／防水：20気圧防水／パワーリザーブ：55時間／ブレス：ステンレススチール／税込価格：792,000円

 

 

 

GMT機能の付いた自動巻きメカニカルハイビートモデル。

 

 

 

同時に3カ国の時間を表示できるスリータイムゾーン機能がついています。

 

 

 

時針・分針でメインの時間。

 

 

 

そして、先端が三角になっているGMT針で第二時間帯。こちらは文字盤外周の24時間目盛で読み取ります。さらに、回転ベゼルを回して24時間目盛をGMT針に合わせることで第三時間帯を表示します。

 

 

 

海外に行った際などに便利さを実感できる使い勝手のよい機能です。

 

 

 

文字盤はグランドセイコーのブランドカラーでもあるGSブルー。どこまでも深みのあるラッカー仕上げのブルーダイヤルは光が反射した時に最大限にその美しさを放ってくれます。

 

 

 

また、針とインデックスも立体的に多面カットされており、筋目仕上げと鏡面仕上げを使い分けることで見事に光と影のコントラストを生んでいます。

 

 

 

そして、ダイヤルだけでなくベゼルもキラキラと輝くこの時計。実は回転ベゼルにリング形状にくり抜いたサファイアガラスがはめ込まれているんです。

 

 

 

この斬新なつくりによって時計全体に硬質な透明感がうまれ、他にはない美しい輝きを放っているんですね。

 

 

 

そのサファイアガラスの内側は金属蒸着という手法によってブルーと白に色分けされていてそれぞれが夜間と昼間を表し、特にブルーの部分は動くたびにキラキラと輝き手元を華やかに演出してくれます。

 

 

 

また文字盤外周の枠も同じく2色に色分けされて非常にバランスの取れたデザインとなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

また実用性を追求するグランドセイコーらしく着け心地が良いのも注目すべき点です。

 

 

 

ケース径44.2ミリという大きさながらケースサイドを裏側に向かって大きく絞ることで裏蓋の直径を36ミリ程度に抑えてあります。

 

 

 

これによって腕に載せた時に大きさを感じさせないようになっているんですね。

 

 

 

スーツスタイルで着用すれば引き締まったブルーが上品でキリッとした印象に見せてくれます。また、カジュアルファッションに合わせれば大人の余裕を感じさせるラグジュアリースポーツ感も演出できます。

 

 

 

搭載するムーブメントは自動巻きメカニカルハイビート36000。

 

 

 

「36000」という数字は自動巻きの時計の規則正しいリズムを生み出すテンプというパーツが毎時36,000回(毎秒10回)回転運動することを表しています。

 

 

 

現在見られる自動巻時計は毎時28,800回(毎秒8回)か毎時21,600回(毎秒6回)振動のものがほとんどなのでハイビート36000というのがいかに高速で動いているかが分かりますね。

 

 

 

このハイビート36000のメリットは、より外乱の影響を受けにくくなるために、時計の精度が安定して高精度(平均日差+5〜-3秒)を維持することができることなんですね。

 

 

 

ちょうどコマ回しに例えると分かりやすいかもしれません。コマを勢いよく高速で回した方が芯がブレずに安定して回転し続けますよね。しかし、高速で回転すれば当然パーツにも大きな負荷がかかります。

 

 

 

その負荷に耐えられるように、ひげゼンマイ(テンプの要となる渦巻き上のパーツ)にスプロン610という素材を使って耐衝撃性を従来の2倍にしています。そして、MEMS (メムス)という半導体の製造技術を応用した技術でひげゼンマイと連動するパーツの寸法精度を上げたり、パーツの軽量化を実現させています。

 

 

 

これらの技術は部品製造〜組み立てまで自社一貫生産するマニュファクチュールのグランドセイコーだからこそできる可能にしているんですね。

 

 

 

数あるスイスの時計メーカーでも36000振動のムーブメントを作れるのはごく限られたメーカーのみなので、グランドセイコーの技術が世界の中でもトップクラスであることが分かりますね。

 

 

 

洗練されたデザインに着け心地の良さ、そして安定した精度。

 

 

 

どれも高いレベルでクリアしている本作は新たなグランドセイコーの名作と言えますね。

 

 

 

画像では伝えきれないこの素晴らしさ。ぜひ一度実物をご覧になってみて下さい。