大海原に挑む天才時計師の想い／5527BB/Y2/5WV

本日も宝石の八神ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 

 

 

暑い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか？水分補給を忘れずに、今回もお付き合い頂けましたら幸いです。

 

 

 

今回の腕時計はこちら！！

 

 

 

 

 

 

時計愛好家の方々からはもちろん、私共、時計業界にたずさわる人間からも”憧れの的”でありますブレゲでございます！！

 

 

 

 

 

 

 

鮮やかなブルーとダイアルの波模様が印象的でその名をしっかりと表した〈マリーン〉シリーズです。

 

 

 

もちろん外観から伝わるマリーンテイストも、その名の通りなんですが、実はこのモデル名前の由来は【マリン・クロノメーター】から来ております。

 

 

 

 

時は大航海時代にまで遡ります。

 

 

 

海を支配するものが世界を制するという時代のなかで、その決め手となる重要な案件が、『船の位置を知るための正確な経度を計測できる機械』を手に入れる事により海難事故を防ぐ事。当時の基準では６週間の航海で経度の誤差を0.5度（約56Km）が求められ、その為には日差３秒程度の誤差を持つ正確な時計が必要でした。当時は穏やかな陸上でも、時計の日差が数分の時代。その中で、時には大波に揺られ、時には激しい温度差という過酷な環境でも正確に時を刻む時計の登場が望まれました。

 

 

 

 

数々の科学者がこの基準を満たす時計を生み出す難題に挑みました。時が流れブレゲもその一員として開発に携わり、1815年に二重香箱方式採用のマリン・クロノメーターの開発に成功し、フランス王国海軍御用達の時計師の称号を授かりました。当時の時計師にとってこれほど名誉な事は無かったようです。

 

 

 

『マリーン』の由来を知ると、現代にもそのチャレンジ精神を伝承しているモデルと言えますね。

 

 

 

 

 

 

シースルーバックからご覧いただけるローターは、船舶の船橋に備えられた操舵輪からデザインされております。操舵輪により大海原を疾走する船舶の姿を想起させ、手のひらに納まるケースのなかに無限の可能性を見事に表現しています。

 

 

 

 

 

 

 

サイズ調整も容易に行えるシンプルなフォールディングタイプのバックルにも、同様の操舵輪モチーフがあしらわれており、どの角度からもマリーンテイストを感じられる表現力の隙のなさは流石！！

 

 

 

またデザインだけで無く、手首にしっかりフィットするブルーのラバーバンドからも品質の高さを感じていただけます。

 

 

 

 

 

 

 

これもブレゲコレクションのおおきな特徴の一つといえるコインエッジがケースサイドに整然とエングレービングされており、高級感を漂わせています。 42.3㎜のケースもエッジの効いたラグからスッと流れるラバーにより装着感は抜群！K18WGケースの程よい重量感も気持ちよく手首に吸い付いて、見た目のスポーティさと高級時計の存在感を堪能いただける逸品です。

 

 

 

 

 

品名：マリーン　クロノグラフ/品番：5527BB/Y2/5WV/ムーヴメント：自動巻き（両巻き）Cal.582QA/ケース：K18WG/ケースサイズ：42.3ｍｍ/防水：10気圧/パワーリザーブ：48時間/ストラップ：ラバーバンド・フォールディングバックル/税込み価格：4,026,000円（2020年8月現在）

 

 

 

 ダイアルの鮮烈なブルー、WGケースの艶めき、コインエッジ、現代風にアレンジされた夜光塗料つき¨ブレゲ針¨、ベゼルに施された究極に滑らかなライン…基本的には古典的ともいえるブレゲの魅力を今の時代に合わせてふんだんに詰め込みながら、とてもスポーティな印象のマリーンシリーズ。ブレゲ自信の一本です！！

 

 

 

世界最高峰のセンスと時計製造の傑作を、是非その手に。

 

 

 

 

皆さまのご来店をお待ち申し上げております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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