ポルトギーゼの原点　 IWC　ポルトギーゼ・オートマティック40　IW358304

スイスの老舗時計ブランドIWCのコレクション中で最も高い人気を得ているモデルといえば「ポルトギーゼ」ですね。

その始まりは、1939年に2人のポルトガル商人がマリン・クロノメーター(航海用の精密時計)に匹敵する高精度の腕時計を注文したことまで遡ります。

元々は懐中時計に搭載されていたムーブメントを使用したため当時としては大型の時計でかなり注目を集めたようです。

今やIWCを代表するラインナップとなったポルトギーゼの中から今回はこちらのモデルをご紹介いたします。

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品名：ポルトギーゼ・オートマティック40／品番：IW358304／ムーブメント：IWC自社製キャリバー82200／ケース：ステンレススチール／ケースサイズ：40.4ミリ／防水：3気圧／パワーリザーブ：60時間／ストラップ：アリゲーターストラップ／税込価格：797,500円

特徴的な分目盛りと6時位置に秒針を配しただけのシンプルですっきりとした文字盤。

マリン・クロノメーターに由来するフラットなケース形状。

※ マリン・クロノメーター・・・木箱の中に水平にセットされた航海用の時計で、波による揺れの影響を受ける船の上でも正確に時を刻むことができた。フラットなケース形状が特徴。

1939年に発売された初代ポルトギーゼREF.325を彷彿させるモデルです。

長くスラリと伸びた時分針

6時位置のスモールセコンド

読みやすいアラビア数字

など80年前の初代モデルのオリジナルデザインを忠実に受け継いでいます。

長い時間を経ても今なおモダンな印象を与えるのは、初代モデルから完成度の高いデザインだったことが分かります。

ホワイトダイヤルにブルーのアラビア数字という洗練されたダイヤルは、ネイビーのアリゲーターストラップとも相性抜群です。

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こういう上質感あふれる時計をスーツやシャツスタイルにさりげなく着けているとコーディネートにも深みが出て大人の余裕を感じますね。

搭載する自動巻きムーブメントはIWCの自社製キャリバー82000。

ゼンマイを巻き上げるローターがどちらの方向に回転しても効率よくエネルギーを蓄えてくれるペラトン式自動巻機構です。

この効率性に優れた自動巻き上げ機構によって60時間(2日半)のパワーリザーブを実現しています。

ゼンマイがフルに巻き上げられていれば時計を2日間着けなくても止まらずに動いていてくれるのは安心ですね。

さらに、巻き上げ爪、自動ホイール、カムといったムーブメントの中でも負荷のかかる部品をセラミック製とすることでこうした部品の摩耗を防いでいます。

このようにパーツにこれまでと違った素材を採用できたりするのは自由度の高い自社製ムーブメントならではですよね。

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裏側がスケルトンになっているのも時計好きには嬉しいですね。

黒いパーツがセラミックになります。

またローターは回転効率を上げるため外側に重心がくるようにくり抜いた形状になっています。

またムーブメントを美しく見せるために、ストライプ模様の「コート・ド・ジュネーブ」や半円模様がいくつも重なった「ペルラージュ」が施されて目を楽しませてくれます。

本当にオモテ側もウラ側も見応えのある時計ですね。

時代に左右されることのないシンプルなデザインと自社製ならではのハイスペックなムーブメントを持つ、IWCらしい質実剛健なモデル、ポルトギーゼ・オートマティック40。

ポルトギーゼの原点とも言える一本に触れてみてください。

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投稿者：加藤
初めてご来店されたお客様にもリラックスしてくつろいでいただけるような接客を心がけています。趣味は海外旅行、スポーツ観戦、ライブ鑑賞など出かけることが大好きです。［保有資格］　ジュエリーコーディネーター／CWCウォッチコーディネーター