ブレゲの歴史を感じさせてくれるブレゲ　クラシック／G7787/BR/29/9V6

 

1775年アブラアン−ルイ・ブレゲによって創業されたブレゲ。

 

 

以来240年以上に渡って、創設時代のデザインや製造方法を守りながら常にクオリティの高い時計を作り続けています。

 

 

そんなブレゲの中でも、長いブレゲの歴史を感じさせてくれるクラシックシリーズ。

 

 

 

 

 

 

 

 

品名：ブレゲ クラシック／品番：G7787/BR/29/9V6／ムーブメント：自動巻　キャリバー591DRL／ケース：18Kローズゴールド／ケースサイズ：39ミリ／防水：3気圧防水／パワーリザーブ：38時間／ストラップ：アリゲーターストラップ／税込価格：¥3,542,000

 

 

非常に美しく完成されたデザインのダイヤル。

 

月の満ち欠けを表示するムーンフェイズや、ゼンマイの巻き上げ時間を表示するパワーリザーブインジケーターがアシンメトリーに配置された「バランスを崩した美」を得意とするブレゲの2世紀以上前から存在するダイヤルデザインです。

 

文字盤のデザインが2世紀以上も受け継がれている、ということはそれだけで感動的ですよね！

 

創業当初から、「購入した本人だけでなく何世代にも渡って使用する」ことを考えて製作してきたことがうかがえます。

 

その文字盤が「グラン・フー」というエナメル技法によって仕上げられています。文字盤となるプレート上に着色した釉薬（うわぐすり）を乗せて高温で焼き上げていくという工程を繰り返すことで、独特の硬質感のある半透明の文字盤にしていきます。

 

最後に針用の穴を開けるときにはクラック(亀裂)が入ってしまうこともあるらしく非常に高度な技術が要求されるんですね。

 

このエナメル文字盤の独特のつや感は本当に美しくブレゲの芸術性を高めてくれています

 

 

 

 

 

 

 

時計裏側のスケルトンから見える回転ローターに施されたギョーシェ模様もブレゲの大きな特徴ですね。「クル・ド・パリ」というパリの石畳模様になっています。

 

 

 

 

旋盤という機械を職人が手で動かして彫っていくという2世紀以上前から続く古典的技法が守られています

 

 

 

一枚の製作に約20時間かかると言われていて、相当な職人の技と時間が注ぎ込まれています。

 

 

そうして出来上がった美しいパターンには、手作りにしか出せない深い味わいと芸術性があり感動的です！

 

 

 

 

 

そんなギョーシェ模様がローターだけでなく、ケース本体にも入れてあるのも他のモデルにもあまり見られなくて面白いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

18金ピンクゴールドのケースサイドからは「コインエッジ」を鑑賞することができます。ピンクゴールドの塊から削られたケースに、深く刻み込まれた溝は見ごたえがありますね。

 

 

袖口からちらっと見えただけでブレゲと分かる、まさにアイコン的な装飾です。

 

 

このように数々の伝統的な技法が見られるモデルですが、見えないところに新しい技術を取り入れています

 

 

ムーブメント内の「アンクル、ガンギ車、ひげゼンマイ」という時計の精度を司る重要なパーツに、シリコンを使っています(以前はスチール素材を使用していました)

 

シリコンの特徴として、スチールよりも超精密な加工が可能なのでまず精度が安定するんですね。そして素材自体が磁気の影響を受けないので、磁気帯びによる精度不良がおきにくいんです。さらにシリコンは、硬度が高く腐食に強いので、パーツの耐久性が向上しています。

 

 

このように2世紀以上前からのデザインや手法を守りながら、新しい技術も取り入れて進化しているところには、

 

 

「全ての部品に最上級の品質を求める」

 

 

ブレゲのこだわりを感じますね。

 

 

 

ブレゲのクラシック・コレクションに興味があるけどどれも魅力的でなかなか１本に絞り切れない方、このブレゲの魅力がいっぱい詰まった、２４０年以上の歴史を感じられる名品をぜひ一度ご覧になってみてください

 

 

 

 

 

 

 

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