製作

ジュエリー製作過程とは??

先日,ダイヤモンドやジュエリー製作についてのセミナーを受けさせていただきました。

普段、ジュエリーがどのように製作されているか知識はあっても身近に感じた事がありませんでした。

今回のセミナーで製造過程など見ることができ、ジュエリーが完成するまでを、皆様にもお伝えいたします。

 

ジュエリーを生産する上で一般的な手法

【ロストワックス精密鋳造法】を説明させて頂きます。

 

 

 

 

 


①『原型製作』


 

原型製作とは、先ず、デザイン画を元に実際に形にすることをいい、次の3種類の技法から選ばれます。

 

シルバーで作る【手作原型】

コンピューターで3D化する【CAD原型】

ハードタイプのワックスで作る【WAX原型】のうちの、どれかで製作されます。

 

 

今回のセミナーでは、【手作原型】での製作過程です。

 

 

 


②『ゴム型製作』


 

 

ゴムの中に①の原型を挟みいれ過熱し、硬化したゴムの中から原型を切り開いて取り出します。

こちらの工程では、熱で形が変わるゴムで原型の型を取る工程に入ります。

 

 

すでに原型を挟みいれた画像です。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

20170215142208_p124_640

 

 

 

ゴム型を切り開くと、

 

20170215142210_p125_640

 

ゴムにしっかりと型が取れ、ゴム型原型の完成です。

 

 

 

 

 

 

 

 


③『ソフトワックス型製作』


 

 

ここでは、ソフトワックスで原型を製作します。

 

②で製作したゴム型に液状になったソフトワックスを注入します。

このソフトワックスは、加熱すると気化する性質があります。

 

この工程で出来上がったソフトワックス原型のことをワックスリーフと言います。

 

 

 

 

 


④『ワックスツリー製作』


 

 

次に、ワックスリーフを1つの棒に複数接合させ、ツリー状にします。

 

20170215142213_p126_640

 

これでワックスツリーの完成です。

 

 

 

 

 

 


⑤『鋳型(いがた)製作』


 

 

ワックスツリーの製作が出来れば次に、地金を入れる土台を石膏で作ります。

 

丸い筒の中に先ほどのワックスツリーを入れ、その中に石膏を流し込みます。

その時、中に空気が残っていると仕上がりが綺麗にならないので、脱泡機に入れ石膏内の空気を除去したのち固めていきます。

この段階ですとまだ石膏内部にワックスツリーが残ったままなので、石膏が固まったら脱ロウ機に入れ加熱し、ワックスツリーを蒸発させます。

 

 

 

 

 


⑥『鋳造』


 

 

こちらの工程で、ようやくジュエリーらしくなってきます‼。

 

ワックスツリーが溶けてなくなった石膏型の空洞に、金やプラチナを流し込み、固まったら石膏を砕き中を取り出します。

 

 

取り出した物がこちらです。

 

20170215142215_p127_640

 

今回はプラチナで出来上がった鋳造枠を見せてもらいました。

 

 

このツリーから切り離し、

ヤスリ研磨

ゴム研磨

細部研磨

ロウ付け

石留め

バフ

刻印打ち

石止め

テクスチャー付

最終仕上げ

完成

 

になりお客様のお手元に渡ります。

 

ジュエリーは、苛酷な環境の中、何千何万何億と歳月をかけ、自然が生み出した原石をカットし、人間の技術で人が身に着けれるジュエリーになるのです。

ジュエリーとは、人類と自然が作り上げる芸術だとますます感じる事が出来ました!

1つ1つに想いが込められていると思うと一生大切にしていきたいですね!!!

 

 

 

 

 fm-setting-pave-visual-2016

 

 

 

 

 

山路真理
投稿者:山路真理
お客様の様々な節目に合わせ、サポートをし、楽しいひと時をすごしていただけるようご案内いたします。趣味は海外旅行です!海外の話しを聞くだけで楽しくなるので是非お聞かせください。
[保有資格] ジュエリーコーディネーター

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